2021 統治体からの話(4)
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00:00:01
ローマ 8:35で 使徒パウロは
こう尋ねています00:00:07
00:00:07
「誰がキリストの愛から
私たちを引き離せるでしょうか00:00:11
00:00:11
災難 苦難 迫害 飢え 裸 危険 剣で
あれば引き離せるでしょうか」00:00:19
00:00:21
37節でパウロはこう答えています00:00:24
00:00:25
「しかし 私たちは
愛してくださった方により00:00:29
00:00:30
これらのことがある中で
完全な勝利を収めています」00:00:34
00:00:35
この聖句は 今日の話にぴったりです00:00:38
00:00:40
私たちは昨年 パウロが述べたことの
多くを経験してきたからです00:00:45
00:00:46
たくさんの問題がありました00:00:48
00:00:48
でもエホバが助けてくださったので
私たちは「勝利を収めています」00:00:54
00:00:55
もちろん パンデミックとの
闘いは続いています00:00:59
00:00:59
世界中のエホバの証人は00:01:01
00:01:01
パンデミックに関する
保健当局の指示に従っています00:01:05
00:01:06
私たちエホバの証人は組織として
命の神聖さに対する00:01:11
00:01:11
深い敬意を示してきました00:01:13
00:01:13
エホバは私たちの努力に目を留め
集会や宣教を祝福しています00:01:20
00:01:21
とはいえ 私たちも
ウイルスの影響を受けています00:01:26
00:01:27
5月15日までに
新型コロナウイルスのため00:01:31
00:01:32
1万7000人以上の
愛する兄弟姉妹が命を失っています00:01:38
00:01:39
愛する人を亡くした兄弟姉妹も
大勢いることでしょう00:01:43
00:01:43
慰めになるのは そうした人たちが
エホバの記憶という00:01:48
00:01:48
安全な場所にいるということです00:01:50
00:01:50
死でさえ 彼らをエホバから
引き離すことはできません00:01:55
00:01:56
最近 パンデミックの大きな影響を
受けている国もあります00:02:00
00:02:01
インドやブラジルです00:02:02
00:02:03
そうした国の兄弟たちのことを
心配していることでしょう00:02:07
00:02:07
先月 インドでは
兄弟姉妹の中で新たに感染した人や00:02:13
00:02:14
亡くなった人の数が前の月に比べて
10倍に増えました00:02:19
00:02:20
災害救援委員会は
兄弟姉妹の状況を把握するよう努め00:02:25
00:02:25
必要に応じて入院可能な病院を
探す手助けをしています00:02:31
00:02:32
ブラジルでは
非常に大勢の人が感染し00:02:36
00:02:36
命を失っています00:02:38
00:02:38
残念なことに先月だけで
400人以上の兄弟姉妹が00:02:44
00:02:44
感染症のために命を失いました00:02:47
00:02:48
そうした国の責任ある兄弟たちは
仲間を助けるために努力しています00:02:53
00:02:53
どうか インドとブラジルの全ての
兄弟姉妹のことを祈りに含めてください00:03:00
00:03:01
世界のあちこちでは
感染が再び拡大しています00:03:06
00:03:06
変異株が原因の場合もあります00:03:08
00:03:08
明らかに このパンデミックは
まだ終わっていません00:03:12
00:03:13
警戒を緩めないようにしてください00:03:16
00:03:17
「2020統治体からの話(9)」を
もう一度見るようお勧めします00:03:22
00:03:23
新型コロナウイルスが
どのように広まるか00:03:26
00:03:26
またどのように身を守れるかが
説明されています00:03:30
00:03:30
私たちはワクチンの接種を
どう見ていますか00:03:33
00:03:35
エホバの証人はワクチンの接種に
反対していません00:03:38
00:03:39
これは クリスチャン一人一人が
自分で決めるべき事柄です00:03:44
00:03:45
すでに 保健当局の協力の下00:03:48
00:03:49
ベテル家族の多くの兄弟姉妹が
ワクチンを接種しました00:03:53
00:03:55
また 2020年には 世界各地で00:03:58
00:03:58
前例がないほど多くの
自然災害が生じました00:04:02
00:04:02
考えてみてください00:04:03
00:04:03
2020奉仕年度には
204もの自然災害があったのです00:04:09
00:04:10
これは2018年に起きた
自然災害の数の2倍以上です00:04:16
00:04:17
もちろん パンデミック中にも
多くの自然災害がありました00:04:21
00:04:22
その幾つかを振り返ってみましょう00:04:24
00:04:25
中央アメリカはハリケーン・エータの
被害を受けました00:04:28
00:04:29
セント・ビンセント島では
火山の噴火がありました00:04:33
00:04:34
クロアチアでは地震がありました00:04:36
00:04:37
レバノンでは
大規模な爆発事故がありました00:04:41
00:04:42
ナイジェリアは豪雨に見舞われました00:04:45
00:04:45
モザンビークは
サイクロン・エロイーズの00:04:48
00:04:48
被害を受けました00:04:49
00:04:50
フィリピンはスーパー台風
コーニーに襲われました00:04:53
00:04:54
オーストラリアでは
大規模な森林火災がありました00:04:58
00:04:58
これらはパンデミック中に生じた
自然災害の幾つかにすぎません00:05:03
00:05:04
私たちはパウロが述べた
通りのことを経験しています00:05:08
00:05:08
災難 苦難 飢え 裸 危険 剣です00:05:15
00:05:16
こうしたものは「神の愛から私たちを
引き離」せるでしょうか00:05:21
00:05:22
どう思いますか00:05:23
00:05:24
米国の何人かの兄弟姉妹の
言葉を聞いてみましょう00:05:28
00:05:35
2つのことに同時に
対処しなければなりませんでした00:05:39
00:05:39
パンデミック中に
ハリケーン・サリーに襲われたので00:05:43
00:05:43
とても大変でした00:05:44
00:05:46
何カ月も家に
いなければならなかったので00:05:49
00:05:49
みんなすでにストレスを感じていました00:05:51
00:05:52
そんな時にハリケーンが来たので
ますます不安になりました00:05:56
00:05:56
一番励まされたのは00:05:58
00:05:58
兄弟姉妹がすぐに
救援に協力してくれたことです00:06:02
00:06:02
金曜日から奉仕してほしいと
水曜日に呼び掛けたんですが00:06:07
00:06:07
金曜日にはもう出発する
用意ができていました00:06:10
00:06:11
周りの状況が大変な時にも00:06:13
00:06:14
エホバの組織は兄弟姉妹を
十分に世話してくれます00:06:17
00:06:18
その様子を見て
本当に心温まる思いがしました00:06:22
00:06:25
中には 「自分で何とかできる
私は大丈夫」という人もいます00:06:29
00:06:30
でも 1人では無理です
友達の助けが必要です00:06:33
00:06:34
エホバの民は呼び掛けがあると
すぐに駆け付けます00:06:38
00:06:38
本当にすごいことです00:06:39
00:06:40
エホバの愛を妨げられるものは
何もありません00:06:43
00:06:44
避難場所にいてもどこにいても
エホバの愛は届きます00:06:48
00:06:48
大変な状況を経験してきましたが00:06:51
00:06:51
エホバがこれからも
助けてくださることを確信しています00:06:55
00:06:55
今回と同じように
次も助けてくださるはずです00:06:59
00:07:00
兄弟姉妹が勝利を収めている
理由の1つは何でしょうか00:07:04
00:07:04
皆さんです00:07:06
00:07:06
皆さんの助けのおかげです00:07:09
00:07:09
危険を承知で救援を行った仲間もいます00:07:13
00:07:14
実際に救援活動に参加できなかった人も
寄付を行いました00:07:19
00:07:20
その結果 必要な物を供給できました00:07:23
00:07:23
食料 水 建築資材 医薬品などです00:07:28
00:07:28
皆さんが親切に惜しみなく
与えてくださったからです00:07:33
00:07:33
災害に遭った兄弟姉妹を
助けるために00:07:36
00:07:36
行ってくださった全てのことに
感謝しています00:07:40
00:07:41
パウロはローマ 8:35で
別のことについても述べています00:07:47
00:07:48
迫害を挙げています00:07:50
00:07:51
これも実際に生じています00:07:53
00:07:53
パンデミック中も続いています00:07:56
00:07:56
2021年5月の時点で00:07:59
00:07:59
155人以上の兄弟姉妹が
信仰ゆえに投獄されています00:08:05
00:08:06
とはいえ 喜ばしい進展もありました00:08:10
00:08:11
最近 とてもうれしい出来事がありました00:08:15
00:08:15
エリトリアの32人の兄弟たちが
釈放されたのです00:08:20
00:08:20
その中には
26年投獄されていた00:08:24
00:08:24
パウロス イーサク ネゲデが
含まれています00:08:28
00:08:28
私たちは今も投獄されている20人の
兄弟姉妹のために祈っています00:08:34
00:08:35
5月8日 もう1つ
うれしいことがありました00:08:39
00:08:39
トルクメニスタン政府が
良心的に兵役を拒否したために00:08:43
00:08:43
投獄されていた16人の兄弟全員を
釈放したのです00:08:49
00:08:50
こうした喜ばしい進展について
エホバに感謝しています00:08:54
00:08:56
私が2017年に
ロシアの最高裁判所に行った時00:09:00
00:09:01
非常に残念な判決を聞きました00:09:04
00:09:04
裁判官は私たちの法人組織の
解散命令を出したのです00:09:10
00:09:11
エホバが支えてくれることは
確信していましたが00:09:14
00:09:14
分からないことがたくさんありました00:09:17
00:09:17
兄弟姉妹のことが気掛かりでした00:09:19
00:09:20
実際 逮捕された人たちもいます00:09:23
00:09:23
例えば クリステンセン兄弟は00:09:25
00:09:25
2021年5月25日の時点で
4年服役したことになります00:09:31
00:09:31
1年以上前から仮釈放の
資格にかなっていましたが00:09:35
00:09:36
当局は「心を固くし」兄弟を
釈放していません00:09:41
00:09:42
それでもクリステンセン兄弟姉妹は
穏やかな心を保っています00:09:47
00:09:48
2021年5月14日の時点で00:09:52
00:09:52
ロシアでは10人の兄弟が
刑務所に入れられています00:09:55
00:09:56
また 48人の兄弟姉妹が
公判前勾留されています00:10:01
00:10:02
禁令が始まってから4年たった今
どうなっていますか00:10:07
00:10:08
兄弟姉妹はおじけづいていません
活動をやめてもいません00:10:13
00:10:13
エホバに忠実に仕え続けています00:10:17
00:10:18
次のビデオをご覧ください00:10:20
00:10:20
当局は今 どんな人たちを
攻撃しているでしょうか00:10:24
00:10:29
2013年に息子のイーゴリが病気になり
容体が悪化していきました00:10:35
00:10:35
そして2014年に亡くなりました
ショックでした00:10:40
00:10:40
その時の悲しみは
言葉では言い表せません00:10:43
00:10:44
一人息子で心から愛していました00:10:46
00:10:47
2年後には母が亡くなり
その2年後には姉が亡くなりました00:10:52
00:10:53
自分の力だけでは00:10:55
00:10:55
とても乗り越えることが
できませんでした00:10:58
00:10:59
少しずつ立ち直り始めていた頃
3月26日 2019年だったかしら00:11:07
00:11:07
うん そうだね00:11:08
00:11:08
覆面を着けて武装した人たちが
家になだれ込んできました00:11:13
00:11:14
びっくりして
動けなくなってしまいました00:11:17
00:11:17
身がすくんで
言葉を発することもできませんでした00:11:20
00:11:21
2019年5月22日 朝5時45分に
玄関のチャイムが鳴りました00:11:30
00:11:30
ドアののぞき穴から見ると00:11:33
00:11:33
何人かの人が
身分証明書を見せていました00:11:36
00:11:37
その人たちは家に入ってきて捜索を始め00:11:40
00:11:40
私を過激主義対策センターに
連れていきました00:11:44
00:11:45
その後私は 過激主義的活動に参加した
ということで起訴されました00:11:51
00:11:51
そして2020年に裁判が始まりました00:11:55
00:11:58
刑事裁判で検察は
私の有罪を立証するために00:12:02
00:12:02
17冊分の証拠を集め
200人以上の証人を尋問しました00:12:07
00:12:07
その後 審問が始まりました
最初に妻 次に私です00:12:12
00:12:13
もちろんうれしい経験では
ありませんでしたが00:12:16
00:12:16
信仰が強まりました
エホバが支えてくれました00:12:20
00:12:20
裁判所に行くのが
楽しいとさえ思いました00:12:23
00:12:24
エホバは私たちを
助け 支え 力づけ 励ましてくれました00:12:29
00:12:30
心から感謝しています00:12:32
00:12:32
町のあちこちの兄弟姉妹が
家に来たり電話したりしてくれました00:12:38
00:12:38
いつも私たちを支え00:12:40
00:12:40
私たちを力づける言葉や
聖書の言葉を述べてくれました00:12:45
00:12:46
裁判にかけられることは
分かっていました00:12:49
00:12:49
心の準備はできていました00:12:51
00:12:52
ですから動揺することは
ありませんでした00:12:55
00:12:55
エホバの証人としての誇りを持って
立ち向かいたいと思っていました00:13:00
00:13:00
兄弟姉妹をがっかりさせたくは
ありません00:13:03
00:13:03
どんな状況の下でも00:13:05
00:13:05
エホバを裏切りたいとは
思いませんでした00:13:08
00:13:09
エホバが毎日
私を祝福してくださっている と感じます00:13:14
00:13:14
私と家族が穏やかな気持ちを保てるよう
助けてください と祈っています00:13:20
00:13:21
確かに大変な状況ですが
エホバの祝福の方がはるかに大きいです00:13:27
00:13:27
本当に感謝しています00:13:30
00:13:30
懲役刑になるか
執行猶予刑になるかは分かりません00:13:35
00:13:36
でもどんな結果になるとしても
神への忠実を保ち00:13:40
00:13:40
真理の道に最後までとどまるつもりです00:13:44
00:13:45
何が起きようとも自由でいられるか
刑務所に入れられるかに関わりなく00:13:51
00:13:51
「神の愛から私たちを
引き離」せるものは何もありません00:13:56
00:13:57
刑務所の壁も
神の愛を妨げることはできません00:14:02
00:14:02
神の愛はどんな場所にも届きます00:14:05
00:14:07
エホバから与えられた力のおかげで00:14:10
00:14:10
息子の死や
他のさまざまな悲しい出来事を00:14:13
00:14:13
乗り越えることができました00:14:15
00:14:15
ですから 今回も乗り越えられます00:14:18
00:14:18
必ずです
そう確信しています00:14:21
00:14:26
当局が高齢の兄弟姉妹を
攻撃しているのは本当に卑劣なことです00:14:32
00:14:33
でも 素晴らしいと思いませんか00:14:36
00:14:36
厳しい試練に遭っても
こうした高齢の兄弟姉妹は00:14:41
00:14:41
恐れに屈していません00:14:42
00:14:43
兄弟姉妹は迫害によって
信仰がさらに強まったと言っています00:14:49
00:14:50
愛するロシアの兄弟姉妹
皆さんは本当によくやっておられます00:14:55
00:14:56
皆さんは私たち全ての
励みになっています00:15:00
00:15:00
心から愛しています00:15:02
00:15:04
こうしたことを考えると00:15:06
00:15:06
パウロがローマ 8:37で
述べた通りだと感じます00:15:12
00:15:12
「私たちは 愛してくださった方により00:15:15
00:15:15
これらのことがある中で完全な
勝利を収めています」00:15:20
00:15:20
兄弟姉妹は確かに勝利を収めています00:15:23
00:15:23
パンデミックの中でも
自然災害があっても 迫害に遭ってもです00:15:28
00:15:29
では私たちは何を確信できますか00:15:32
00:15:33
パウロは38, 39節でこう述べています00:15:37
00:15:38
「私は確信しています
死も 生も 天使も 政府も00:15:45
00:15:46
今あるものも これから来るものも
力も 高さも 深さも00:15:52
00:15:52
ほかのどんな創造物も
主であるキリスト・イエスを通して00:15:56
00:15:56
示される神の愛から
私たちを引き離すことはできません」00:16:01
00:16:02
兄弟姉妹
私たちは皆さんがこれからも00:16:07
00:16:08
「完全な勝利を収め」ることを
確信しています00:16:12
00:16:12
どんな試練に遭ってもです00:16:14
00:16:15
なぜですか00:16:16
00:16:16
どんなものも神の愛から私たちを
引き離せないからです00:16:22
00:16:22
忘れないでください00:16:24
00:16:24
私たちは皆さんを深く愛しています00:16:28
00:16:29
エホバの証人の世界本部から
JW Broadcasting®でした00:16:34
2021 統治体からの話(4)
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2021 統治体からの話(4)
ローマ 8:35で 使徒パウロは
こう尋ねています
「誰がキリストの愛から
私たちを引き離せるでしょうか
災難 苦難 迫害 飢え 裸 危険 剣で
あれば引き離せるでしょうか」
37節でパウロはこう答えています
「しかし 私たちは
愛してくださった方により
これらのことがある中で
完全な勝利を収めています」
この聖句は 今日の話にぴったりです
私たちは昨年 パウロが述べたことの
多くを経験してきたからです
たくさんの問題がありました
でもエホバが助けてくださったので
私たちは「勝利を収めています」
もちろん パンデミックとの
闘いは続いています
世界中のエホバの証人は
パンデミックに関する
保健当局の指示に従っています
私たちエホバの証人は組織として
命の神聖さに対する
深い敬意を示してきました
エホバは私たちの努力に目を留め
集会や宣教を祝福しています
とはいえ 私たちも
ウイルスの影響を受けています
5月15日までに
新型コロナウイルスのため
1万7000人以上の
愛する兄弟姉妹が命を失っています
愛する人を亡くした兄弟姉妹も
大勢いることでしょう
慰めになるのは そうした人たちが
エホバの記憶という
安全な場所にいるということです
死でさえ 彼らをエホバから
引き離すことはできません
最近 パンデミックの大きな影響を
受けている国もあります
インドやブラジルです
そうした国の兄弟たちのことを
心配していることでしょう
先月 インドでは
兄弟姉妹の中で新たに感染した人や
亡くなった人の数が前の月に比べて
10倍に増えました
災害救援委員会は
兄弟姉妹の状況を把握するよう努め
必要に応じて入院可能な病院を
探す手助けをしています
ブラジルでは
非常に大勢の人が感染し
命を失っています
残念なことに先月だけで
400人以上の兄弟姉妹が
感染症のために命を失いました
そうした国の責任ある兄弟たちは
仲間を助けるために努力しています
どうか インドとブラジルの全ての
兄弟姉妹のことを祈りに含めてください
世界のあちこちでは
感染が再び拡大しています
変異株が原因の場合もあります
明らかに このパンデミックは
まだ終わっていません
警戒を緩めないようにしてください
「2020統治体からの話(9)」を
もう一度見るようお勧めします
新型コロナウイルスが
どのように広まるか
またどのように身を守れるかが
説明されています
私たちはワクチンの接種を
どう見ていますか
エホバの証人はワクチンの接種に
反対していません
これは クリスチャン一人一人が
自分で決めるべき事柄です
すでに 保健当局の協力の下
ベテル家族の多くの兄弟姉妹が
ワクチンを接種しました
また 2020年には 世界各地で
前例がないほど多くの
自然災害が生じました
考えてみてください
2020奉仕年度には
204もの自然災害があったのです
これは2018年に起きた
自然災害の数の2倍以上です
もちろん パンデミック中にも
多くの自然災害がありました
その幾つかを振り返ってみましょう
中央アメリカはハリケーン・エータの
被害を受けました
セント・ビンセント島では
火山の噴火がありました
クロアチアでは地震がありました
レバノンでは
大規模な爆発事故がありました
ナイジェリアは豪雨に見舞われました
モザンビークは
サイクロン・エロイーズの
被害を受けました
フィリピンはスーパー台風
コーニーに襲われました
オーストラリアでは
大規模な森林火災がありました
これらはパンデミック中に生じた
自然災害の幾つかにすぎません
私たちはパウロが述べた
通りのことを経験しています
災難 苦難 飢え 裸 危険 剣です
こうしたものは「神の愛から私たちを
引き離」せるでしょうか
どう思いますか
米国の何人かの兄弟姉妹の
言葉を聞いてみましょう
2つのことに同時に
対処しなければなりませんでした
パンデミック中に
ハリケーン・サリーに襲われたので
とても大変でした
何カ月も家に
いなければならなかったので
みんなすでにストレスを感じていました
そんな時にハリケーンが来たので
ますます不安になりました
一番励まされたのは
兄弟姉妹がすぐに
救援に協力してくれたことです
金曜日から奉仕してほしいと
水曜日に呼び掛けたんですが
金曜日にはもう出発する
用意ができていました
周りの状況が大変な時にも
エホバの組織は兄弟姉妹を
十分に世話してくれます
その様子を見て
本当に心温まる思いがしました
中には 「自分で何とかできる
私は大丈夫」という人もいます
でも 1人では無理です
友達の助けが必要です
エホバの民は呼び掛けがあると
すぐに駆け付けます
本当にすごいことです
エホバの愛を妨げられるものは
何もありません
避難場所にいてもどこにいても
エホバの愛は届きます
大変な状況を経験してきましたが
エホバがこれからも
助けてくださることを確信しています
今回と同じように
次も助けてくださるはずです
兄弟姉妹が勝利を収めている
理由の1つは何でしょうか
皆さんです
皆さんの助けのおかげです
危険を承知で救援を行った仲間もいます
実際に救援活動に参加できなかった人も
寄付を行いました
その結果 必要な物を供給できました
食料 水 建築資材 医薬品などです
皆さんが親切に惜しみなく
与えてくださったからです
災害に遭った兄弟姉妹を
助けるために
行ってくださった全てのことに
感謝しています
パウロはローマ 8:35で
別のことについても述べています
迫害を挙げています
これも実際に生じています
パンデミック中も続いています
2021年5月の時点で
155人以上の兄弟姉妹が
信仰ゆえに投獄されています
とはいえ 喜ばしい進展もありました
最近 とてもうれしい出来事がありました
エリトリアの32人の兄弟たちが
釈放されたのです
その中には
26年投獄されていた
パウロス イーサク ネゲデが
含まれています
私たちは今も投獄されている20人の
兄弟姉妹のために祈っています
5月8日 もう1つ
うれしいことがありました
トルクメニスタン政府が
良心的に兵役を拒否したために
投獄されていた16人の兄弟全員を
釈放したのです
こうした喜ばしい進展について
エホバに感謝しています
私が2017年に
ロシアの最高裁判所に行った時
非常に残念な判決を聞きました
裁判官は私たちの法人組織の
解散命令を出したのです
エホバが支えてくれることは
確信していましたが
分からないことがたくさんありました
兄弟姉妹のことが気掛かりでした
実際 逮捕された人たちもいます
例えば クリステンセン兄弟は
2021年5月25日の時点で
4年服役したことになります
1年以上前から仮釈放の
資格にかなっていましたが
当局は「心を固くし」兄弟を
釈放していません
それでもクリステンセン兄弟姉妹は
穏やかな心を保っています
2021年5月14日の時点で
ロシアでは10人の兄弟が
刑務所に入れられています
また 48人の兄弟姉妹が
公判前勾留されています
禁令が始まってから4年たった今
どうなっていますか
兄弟姉妹はおじけづいていません
活動をやめてもいません
エホバに忠実に仕え続けています
次のビデオをご覧ください
当局は今 どんな人たちを
攻撃しているでしょうか
2013年に息子のイーゴリが病気になり
容体が悪化していきました
そして2014年に亡くなりました
ショックでした
その時の悲しみは
言葉では言い表せません
一人息子で心から愛していました
2年後には母が亡くなり
その2年後には姉が亡くなりました
自分の力だけでは
とても乗り越えることが
できませんでした
少しずつ立ち直り始めていた頃
3月26日 2019年だったかしら
うん そうだね
覆面を着けて武装した人たちが
家になだれ込んできました
びっくりして
動けなくなってしまいました
身がすくんで
言葉を発することもできませんでした
2019年5月22日 朝5時45分に
玄関のチャイムが鳴りました
ドアののぞき穴から見ると
何人かの人が
身分証明書を見せていました
その人たちは家に入ってきて捜索を始め
私を過激主義対策センターに
連れていきました
その後私は 過激主義的活動に参加した
ということで起訴されました
そして2020年に裁判が始まりました
刑事裁判で検察は
私の有罪を立証するために
17冊分の証拠を集め
200人以上の証人を尋問しました
その後 審問が始まりました
最初に妻 次に私です
もちろんうれしい経験では
ありませんでしたが
信仰が強まりました
エホバが支えてくれました
裁判所に行くのが
楽しいとさえ思いました
エホバは私たちを
助け 支え 力づけ 励ましてくれました
心から感謝しています
町のあちこちの兄弟姉妹が
家に来たり電話したりしてくれました
いつも私たちを支え
私たちを力づける言葉や
聖書の言葉を述べてくれました
裁判にかけられることは
分かっていました
心の準備はできていました
ですから動揺することは
ありませんでした
エホバの証人としての誇りを持って
立ち向かいたいと思っていました
兄弟姉妹をがっかりさせたくは
ありません
どんな状況の下でも
エホバを裏切りたいとは
思いませんでした
エホバが毎日
私を祝福してくださっている と感じます
私と家族が穏やかな気持ちを保てるよう
助けてください と祈っています
確かに大変な状況ですが
エホバの祝福の方がはるかに大きいです
本当に感謝しています
懲役刑になるか
執行猶予刑になるかは分かりません
でもどんな結果になるとしても
神への忠実を保ち
真理の道に最後までとどまるつもりです
何が起きようとも自由でいられるか
刑務所に入れられるかに関わりなく
「神の愛から私たちを
引き離」せるものは何もありません
刑務所の壁も
神の愛を妨げることはできません
神の愛はどんな場所にも届きます
エホバから与えられた力のおかげで
息子の死や
他のさまざまな悲しい出来事を
乗り越えることができました
ですから 今回も乗り越えられます
必ずです
そう確信しています
当局が高齢の兄弟姉妹を
攻撃しているのは本当に卑劣なことです
でも 素晴らしいと思いませんか
厳しい試練に遭っても
こうした高齢の兄弟姉妹は
恐れに屈していません
兄弟姉妹は迫害によって
信仰がさらに強まったと言っています
愛するロシアの兄弟姉妹
皆さんは本当によくやっておられます
皆さんは私たち全ての
励みになっています
心から愛しています
こうしたことを考えると
パウロがローマ 8:37で
述べた通りだと感じます
「私たちは 愛してくださった方により
これらのことがある中で完全な
勝利を収めています」
兄弟姉妹は確かに勝利を収めています
パンデミックの中でも
自然災害があっても 迫害に遭ってもです
では私たちは何を確信できますか
パウロは38, 39節でこう述べています
「私は確信しています
死も 生も 天使も 政府も
今あるものも これから来るものも
力も 高さも 深さも
ほかのどんな創造物も
主であるキリスト・イエスを通して
示される神の愛から
私たちを引き離すことはできません」
兄弟姉妹
私たちは皆さんがこれからも
「完全な勝利を収め」ることを
確信しています
どんな試練に遭ってもです
なぜですか
どんなものも神の愛から私たちを
引き離せないからです
忘れないでください
私たちは皆さんを深く愛しています
エホバの証人の世界本部から
JW Broadcasting®でした
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