2021 統治体からの話(6)
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00:00:01
パンデミックがこんなに
長く続くと思っていましたか00:00:05
00:00:05
きっと思っていなかったでしょう00:00:07
00:00:07
国によっては感染者の数が
少なくなってきています00:00:11
00:00:11
でも 感染力が非常に強い変異株が
広がっている国もあります00:00:17
00:00:17
これまでにはない勢いで
感染者が増加しています00:00:21
00:00:21
ですから 残念ですが
パンデミックはまだ終わっていません00:00:27
00:00:28
私たちは 「泣く人と一緒に泣き」ます00:00:32
00:00:32
特に 中南米やアフリカの兄弟姉妹
のために祈っています00:00:37
00:00:37
そうした場所では ここ数週間
患者の数が非常に増加しています00:00:42
00:00:43
ワクチン接種の結果 感染の拡大が
抑えられている国もあります00:00:49
00:00:50
私たちは 希望するベテル奉仕者や00:00:53
00:00:53
他の特別全時間奉仕者がワクチン接種を
受けられるようにしています00:00:58
00:00:58
うれしいことに これまで00:01:00
00:01:00
世界中のベテル家族の約50パーセントが
ワクチンの接種を終えました00:01:06
00:01:07
米国では ベテル家族の98パーセント
以上がワクチンを受けることにしました00:01:14
00:01:14
ニューヨーク州では
今 ワクチンを接種した人は00:01:19
00:01:19
さまざまな活動を
行うことが許されています00:01:23
00:01:24
政府が許可している事柄に沿って00:01:27
00:01:27
私たちはベテル内の活動の一部を
再開することができました00:01:32
00:01:32
ベテル家族は ワクチンの接種を
終えた兄弟姉妹が 00:01:37
00:01:37
再び集まれるようになった
ことを喜んでいます00:01:40
00:01:41
食堂に集まって一緒に
食事ができるようになりました00:01:46
00:01:46
ベテル家族の「ものみの塔」研究も
一緒にできます00:01:49
00:01:50
再びここで集まれてうれしいです00:01:52
00:01:53
また一緒に集まって「ものみの塔」
研究ができて本当にうれしかったです00:01:58
00:01:58
もちろん ワクチンを接種するか
どうかは個人の決定です00:02:03
00:02:03
クリスチャンはどんな点を考えて
決定するでしょうか00:02:07
00:02:08
1つ目に エホバの証人は00:02:12
00:02:12
宗教上の理由でワクチン接種に反対する
ということはありません00:02:17
00:02:17
2つ目に パンデミックは
まだ続いています00:02:21
00:02:22
7月9日までに
1万9000人以上の兄弟姉妹が 00:02:27
00:02:27
このウイルスが原因で亡くなりました00:02:29
00:02:30
3つ目に ある国々では
「上位の権威」が法律を作り00:02:36
00:02:36
国民全員にワクチン接種を求めています00:02:40
00:02:40
別の国々では
法律は作っていないものの00:02:44
00:02:44
上位の権威が国民全員に
ワクチン接種を強く奨励しています00:02:50
00:02:51
私たちは各自 こうした事柄を
よく考えて決定を下します00:02:57
00:02:59
これからも 地元の状況に応じて
適切な予防策を講じてください00:03:04
00:03:04
特に 健康上の問題がある人や
高齢の人はそうです00:03:09
00:03:09
引き続き 地元の保健当局の指示に従い
注意深く行動してください00:03:16
00:03:16
今回は特に 高齢の方に向けて
話したいと思います00:03:20
00:03:20
私自身高齢です
もう少しで87歳になります00:03:26
00:03:26
20代や30代の頃は まさか87歳
まで生きるとは思っていませんでした00:03:34
00:03:35
皆さんもそう感じているかもしれません00:03:37
00:03:37
私たちは高齢になり00:03:39
00:03:39
伝道の書 12:1にある通り
「苦難の日々」を迎えています00:03:46
00:03:47
体力が落ちてきました
若い頃のようにはいきません00:03:52
00:03:52
視力も聴力も衰えてきました00:03:56
00:03:57
いろいろな病気も
抱えているかもしれません00:04:00
00:04:00
パンデミックのせいで00:04:01
00:04:02
思っていたよりもずっと長い間
家で窮屈な生活を強いられています00:04:08
00:04:09
もしかすると 自分はもう神に見捨て
られたと考える人がいるかもしれません00:04:16
00:04:17
神は若い力を失った人には関心がない
と思ってしまうのです00:04:23
00:04:24
神が将来 永遠の命を与えて
くれることは分かっています00:04:29
00:04:29
でも今はあまり気に掛けてもらって
いないように感じるかもしれません00:04:36
00:04:37
聖書時代にもそう感じた人がいました00:04:40
00:04:41
例えばダビデはある時 自分はエホバに
見捨てられたと感じたようです00:04:47
00:04:48
それで 次のような言葉を書きました00:04:51
00:04:51
詩編 71:9です00:04:54
00:04:55
「老齢の時に私を捨てないでください
衰えていく時に見捨てないでください」00:05:01
00:05:02
でもイエスは ダビデが死んでから
何百年もたった後 00:05:07
00:05:07
人々を教える際
ダビデについて話しました00:05:11
00:05:11
ダビデに注目したのです00:05:13
00:05:13
ですから エホバはダビデを
見捨ててはいませんでした00:05:17
00:05:17
見捨てるわけがありません00:05:19
00:05:19
エホバはダビデをよく覚えているので
復活させることができます00:05:23
00:05:24
実際エホバは私たちの誰も
見捨てたりしません00:05:27
00:05:28
私たちが見捨てられたと感じるだけです00:05:31
00:05:32
なぜそう言えますか00:05:34
00:05:34
自分がエホバに見捨てられていない
と確信できるのはなぜですか00:05:40
00:05:41
では考えてみましょう00:05:43
00:05:43
皆さんはメトセラが何歳まで生きたか
覚えていますか00:05:48
00:05:49
だいぶ昔に覚えたことでしょう00:05:52
00:05:53
ご存じのように メトセラは
とても長生きしました00:05:57
00:05:57
聖書の中で 一番長く生きた人です00:06:00
00:06:01
ではノアは箱船の建造を始めた時
何歳だったでしょうか00:06:07
00:06:07
ノアはその時 500歳を
優に超えていました00:06:12
00:06:12
ですから神は 高齢の私たちのことも
覚えているに違いありません00:06:18
00:06:19
クリスチャン・ギリシャ語聖書には
女預言者アンナが出てきます00:06:23
00:06:24
84歳でした00:06:26
00:06:27
なぜ84歳だと分かりますか00:06:29
00:06:30
聖書にそう書いてあるからです00:06:32
00:06:33
エホバがアンナの年齢を
知らせたくなかったのであれば00:06:36
00:06:36
聖書に書かせなかったでしょう00:06:38
00:06:39
このことから 何が分かりますか00:06:42
00:06:42
エホバは私たちの年齢を覚えています00:06:46
00:06:46
高齢の人を気に掛けています00:06:49
00:06:50
詩編 90編には私たちの寿命が00:06:54
00:06:54
70年とか80年であることが
述べられています00:06:59
00:06:59
「人生は悩み⋯⋯であふれて」いる
ともあります00:07:03
00:07:04
エホバはこの言葉を 私たちのために
聖書に書かせました00:07:08
00:07:08
ですからエホバは私たちを
見捨てたりしていません00:07:12
00:07:13
私たちを覚えているのです00:07:15
00:07:16
皆さんはよく頑張っています00:07:19
00:07:19
皆さんの多くはZoomの使い方を覚え
ミュートも自分で操作できます00:07:25
00:07:25
私はまだZoomに慣れていません00:07:27
00:07:28
皆さんは電話や手紙を使った
伝道にも取り組んでいます00:07:32
00:07:32
すぐに上手にできるようになりました00:07:35
00:07:35
エホバは皆さんと共にいて
力を与えています00:07:39
00:07:40
エホバは詩編 29:11で
こう約束しています00:07:45
00:07:46
「エホバはご自分の民に力を与える
エホバはその民に平和を与えて祝福する」00:07:52
00:07:53
パンデミック中ずっと00:07:55
00:07:55
エホバは私たちに力を与え
平和を与えて祝福してくれました00:08:00
00:08:00
私たちはその証拠を見てきました00:08:02
00:08:02
パンデミック中も
王国の活動は前進し続けています00:08:07
00:08:07
その良い例は
私たちの建設プロジェクトです00:08:11
00:08:12
皆さんは パンデミックによって00:08:16
00:08:16
世界中の建設プロジェクトや
王国会館のメンテナンスが00:08:20
00:08:20
どんな影響を受けているか
気になっているかもしれません00:08:24
00:08:25
全部中止になりましたか00:08:27
00:08:28
確かに パンデミックが始まった時00:08:32
00:08:32
建設や改装のプロジェクトのほとんどは
延期になりました00:08:37
00:08:37
建設サーバントや建設ボランティアが
外に出ないでいいようにするためです00:08:42
00:08:42
私たちが一番気に掛けていたのは00:08:45
00:08:45
支部設計建設部門で全時間奉仕する
大勢の兄弟姉妹の安全です00:08:52
00:08:52
もちろん これらの兄弟姉妹の多くは00:08:55
00:08:55
家族や友人から遠く離れた所で
奉仕しているので00:09:00
00:09:00
家にいなければならないのは大変です00:09:03
00:09:04
寂しさに対処する上でどんなことが
助けになっているのでしょうか00:09:09
00:09:10
兄弟姉妹のコメントをお聞きください00:09:13
00:09:15
兄弟たちは ビデオ会議で
よく牧羊訪問をしてくれます00:09:20
00:09:20
健康面や感情面のこと
エホバとの絆を強めるために00:09:25
00:09:25
どんなことをしているかを
聞いてくれます00:09:27
00:09:27
兄弟たちが私を大切に思ってくれている
ことが伝わってきて00:09:31
00:09:32
とてもうれしくなります00:09:33
00:09:34
私にぴったりの聖句も読んでくれます00:09:36
00:09:38
パンデミック中00:09:39
00:09:39
野外奉仕グループの監督として
奉仕するよう割り当てられました00:09:43
00:09:44
それで 新しい伝道者たちが
個人研究の良い習慣を身に付け00:09:49
00:09:49
兄弟たちがもっと多くの
責任を担えるよう00:09:52
00:09:52
助けるために努力してきました00:09:55
00:09:55
ヨーロッパにいる家族の所には
行けないので 頻繁に電話して00:10:00
00:10:00
励まし合うようにしています00:10:02
00:10:02
若い人たちと一緒に
伝道するようにもしています00:10:06
00:10:06
パンデミック中に
伝道するのは大変ですが00:10:09
00:10:09
一緒に奉仕するとやる気が湧いてきます00:10:12
00:10:12
人に与えると エホバの祝福を感じます00:10:15
00:10:16
兄弟姉妹も ロックダウン中
私たち夫婦のことを気に掛けて00:10:20
00:10:20
感情面で支えになってくれています00:10:23
00:10:24
メールや電話をくれたり
ほかにもいろいろ親切にしてくれるので00:10:28
00:10:28
元気でいられます00:10:30
00:10:31
ポジティブな見方を保つ上で
何が助けになっていますか00:10:36
00:10:37
励みになる牧羊訪問 伝道や
会衆の活動を一生懸命に行うことです00:10:43
00:10:43
それで 支部のプロジェクトや00:10:45
00:10:46
王国会館の建設はあまり
行えませんでしたが00:10:49
00:10:49
エホバとの絆を強め
他の人たちを励ますことができました00:10:55
00:10:55
そういう努力を続けてきたのです00:10:57
00:10:58
先ほどお話しした通り
新型コロナウイルスのため00:11:03
00:11:03
ほとんどの建設プロジェクトは
延期されました00:11:07
00:11:07
では全く何もしなかった
ということですか00:11:11
00:11:11
そうではありません00:11:13
00:11:13
幾つかの支部のプロジェクトは
進めることができました00:11:18
00:11:18
1つは アルゼンチンの
新しい支部施設です00:11:22
00:11:24
パンデミックのため プロジェクトは
何度も延期を余儀なくされました00:11:28
00:11:28
でもエホバは助けてくれました00:11:30
00:11:31
兄弟たちは業者の手を借りて
プロジェクトを進めることができました00:11:36
00:11:36
べテル家族は
新型コロナウイルスに対する00:11:40
00:11:40
厳重な予防策を講じながら
引っ越しを始めました00:11:44
00:11:45
新しい支部の建物への引っ越しは
あと数週間で終わります00:11:50
00:11:51
では 他の設計建設チームは
どんな仕事を行っていたのでしょうか00:11:57
00:11:58
2人の兄弟に聞いてみましょう00:12:00
00:12:03
国際設計建設部門のトレーニングデスク
は建設やメンテナンスのプロジェクトに00:12:08
00:12:08
参加する全ての兄弟姉妹の安全に
対する意識を高めることにしました00:12:14
00:12:14
それで 世界中の監督たちのために00:12:17
00:12:17
セーフティー・トレーニング・コースが
計画されました00:12:20
00:12:20
各地で奉仕する7500人ほどの兄弟たちが
ビデオ会議でトレーニングを受けました00:12:27
00:12:27
ベルギーの兄弟はこう言いました00:12:30
00:12:30
「安全は エホバに喜ばれるために
欠かせないということが分かりました」00:12:35
00:12:35
アフリカでは パンデミックを機に
兄弟姉妹の健康を守るため00:12:40
00:12:40
王国会館の衛生面をさらに改善する
必要があることに気付きました00:12:45
00:12:46
手を洗う場所を設置することや
手で触れる場所を減らすことなど00:12:50
00:12:50
衛生に関するさまざまな措置が
講じられました00:12:54
00:12:56
支部設計建設部門は
将来のプロジェクトも計画しています00:13:01
00:13:01
また どうしても行わなければならない00:13:04
00:13:04
王国会館のメンテナンスや
修理もしています00:13:07
00:13:08
さらに幾つかの支部では状況が許す場合
小人数の建設サーバントで00:13:15
00:13:15
新しいプロジェクトを
始めることもできました00:13:18
00:13:19
建設ボランティアの兄弟姉妹全てに
心からの感謝をお伝えします00:13:24
00:13:25
皆さんは惜しみなく自分を与え続け
さまざまなプロジェクトや00:13:29
00:13:29
王国会館のメンテナンスのために
一生懸命奉仕しています00:13:33
00:13:34
今日考えたことから何が分かりましたか00:13:37
00:13:38
エホバの兵車は止まっていません00:13:40
00:13:41
私たち全ては 高齢でも若くても
その兵車に付いていきたいと思います00:13:48
00:13:48
ではこれからも 命に対する敬意を
示して 注意深く行動しましょう00:13:55
00:13:55
そして 王国の活動を行い続けましょう00:13:59
00:14:01
私たちはこのパンデミックが
いつ終わるのかは知りませんが00:14:05
00:14:05
次のことは知っています00:14:07
00:14:08
エホバは この状況を乗り越えるのに00:14:11
00:14:11
必要な導きをこれからも与えてくれる
ということです00:14:15
00:14:17
私たちは皆さんを愛しています00:14:20
00:14:20
忠実に奉仕する皆さんの努力全てを00:14:24
00:14:24
エホバが祝福してくださるよう
祈っています00:14:27
00:14:28
エホバの証人の世界本部から
JW Broadcasting®でした00:14:35
2021 統治体からの話(6)
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2021 統治体からの話(6)
パンデミックがこんなに
長く続くと思っていましたか
きっと思っていなかったでしょう
国によっては感染者の数が
少なくなってきています
でも 感染力が非常に強い変異株が
広がっている国もあります
これまでにはない勢いで
感染者が増加しています
ですから 残念ですが
パンデミックはまだ終わっていません
私たちは 「泣く人と一緒に泣き」ます
特に 中南米やアフリカの兄弟姉妹
のために祈っています
そうした場所では ここ数週間
患者の数が非常に増加しています
ワクチン接種の結果 感染の拡大が
抑えられている国もあります
私たちは 希望するベテル奉仕者や
他の特別全時間奉仕者がワクチン接種を
受けられるようにしています
うれしいことに これまで
世界中のベテル家族の約50パーセントが
ワクチンの接種を終えました
米国では ベテル家族の98パーセント
以上がワクチンを受けることにしました
ニューヨーク州では
今 ワクチンを接種した人は
さまざまな活動を
行うことが許されています
政府が許可している事柄に沿って
私たちはベテル内の活動の一部を
再開することができました
ベテル家族は ワクチンの接種を
終えた兄弟姉妹が
再び集まれるようになった
ことを喜んでいます
食堂に集まって一緒に
食事ができるようになりました
ベテル家族の「ものみの塔」研究も
一緒にできます
再びここで集まれてうれしいです
また一緒に集まって「ものみの塔」
研究ができて本当にうれしかったです
もちろん ワクチンを接種するか
どうかは個人の決定です
クリスチャンはどんな点を考えて
決定するでしょうか
1つ目に エホバの証人は
宗教上の理由でワクチン接種に反対する
ということはありません
2つ目に パンデミックは
まだ続いています
7月9日までに
1万9000人以上の兄弟姉妹が
このウイルスが原因で亡くなりました
3つ目に ある国々では
「上位の権威」が法律を作り
国民全員にワクチン接種を求めています
別の国々では
法律は作っていないものの
上位の権威が国民全員に
ワクチン接種を強く奨励しています
私たちは各自 こうした事柄を
よく考えて決定を下します
これからも 地元の状況に応じて
適切な予防策を講じてください
特に 健康上の問題がある人や
高齢の人はそうです
引き続き 地元の保健当局の指示に従い
注意深く行動してください
今回は特に 高齢の方に向けて
話したいと思います
私自身高齢です
もう少しで87歳になります
20代や30代の頃は まさか87歳
まで生きるとは思っていませんでした
皆さんもそう感じているかもしれません
私たちは高齢になり
伝道の書 12:1にある通り
「苦難の日々」を迎えています
体力が落ちてきました
若い頃のようにはいきません
視力も聴力も衰えてきました
いろいろな病気も
抱えているかもしれません
パンデミックのせいで
思っていたよりもずっと長い間
家で窮屈な生活を強いられています
もしかすると 自分はもう神に見捨て
られたと考える人がいるかもしれません
神は若い力を失った人には関心がない
と思ってしまうのです
神が将来 永遠の命を与えて
くれることは分かっています
でも今はあまり気に掛けてもらって
いないように感じるかもしれません
聖書時代にもそう感じた人がいました
例えばダビデはある時 自分はエホバに
見捨てられたと感じたようです
それで 次のような言葉を書きました
詩編 71:9です
「老齢の時に私を捨てないでください
衰えていく時に見捨てないでください」
でもイエスは ダビデが死んでから
何百年もたった後
人々を教える際
ダビデについて話しました
ダビデに注目したのです
ですから エホバはダビデを
見捨ててはいませんでした
見捨てるわけがありません
エホバはダビデをよく覚えているので
復活させることができます
実際エホバは私たちの誰も
見捨てたりしません
私たちが見捨てられたと感じるだけです
なぜそう言えますか
自分がエホバに見捨てられていない
と確信できるのはなぜですか
では考えてみましょう
皆さんはメトセラが何歳まで生きたか
覚えていますか
だいぶ昔に覚えたことでしょう
ご存じのように メトセラは
とても長生きしました
聖書の中で 一番長く生きた人です
ではノアは箱船の建造を始めた時
何歳だったでしょうか
ノアはその時 500歳を
優に超えていました
ですから神は 高齢の私たちのことも
覚えているに違いありません
クリスチャン・ギリシャ語聖書には
女預言者アンナが出てきます
84歳でした
なぜ84歳だと分かりますか
聖書にそう書いてあるからです
エホバがアンナの年齢を
知らせたくなかったのであれば
聖書に書かせなかったでしょう
このことから 何が分かりますか
エホバは私たちの年齢を覚えています
高齢の人を気に掛けています
詩編 90編には私たちの寿命が
70年とか80年であることが
述べられています
「人生は悩み⋯⋯であふれて」いる
ともあります
エホバはこの言葉を 私たちのために
聖書に書かせました
ですからエホバは私たちを
見捨てたりしていません
私たちを覚えているのです
皆さんはよく頑張っています
皆さんの多くはZoomの使い方を覚え
ミュートも自分で操作できます
私はまだZoomに慣れていません
皆さんは電話や手紙を使った
伝道にも取り組んでいます
すぐに上手にできるようになりました
エホバは皆さんと共にいて
力を与えています
エホバは詩編 29:11で
こう約束しています
「エホバはご自分の民に力を与える
エホバはその民に平和を与えて祝福する」
パンデミック中ずっと
エホバは私たちに力を与え
平和を与えて祝福してくれました
私たちはその証拠を見てきました
パンデミック中も
王国の活動は前進し続けています
その良い例は
私たちの建設プロジェクトです
皆さんは パンデミックによって
世界中の建設プロジェクトや
王国会館のメンテナンスが
どんな影響を受けているか
気になっているかもしれません
全部中止になりましたか
確かに パンデミックが始まった時
建設や改装のプロジェクトのほとんどは
延期になりました
建設サーバントや建設ボランティアが
外に出ないでいいようにするためです
私たちが一番気に掛けていたのは
支部設計建設部門で全時間奉仕する
大勢の兄弟姉妹の安全です
もちろん これらの兄弟姉妹の多くは
家族や友人から遠く離れた所で
奉仕しているので
家にいなければならないのは大変です
寂しさに対処する上でどんなことが
助けになっているのでしょうか
兄弟姉妹のコメントをお聞きください
兄弟たちは ビデオ会議で
よく牧羊訪問をしてくれます
健康面や感情面のこと
エホバとの絆を強めるために
どんなことをしているかを
聞いてくれます
兄弟たちが私を大切に思ってくれている
ことが伝わってきて
とてもうれしくなります
私にぴったりの聖句も読んでくれます
パンデミック中
野外奉仕グループの監督として
奉仕するよう割り当てられました
それで 新しい伝道者たちが
個人研究の良い習慣を身に付け
兄弟たちがもっと多くの
責任を担えるよう
助けるために努力してきました
ヨーロッパにいる家族の所には
行けないので 頻繁に電話して
励まし合うようにしています
若い人たちと一緒に
伝道するようにもしています
パンデミック中に
伝道するのは大変ですが
一緒に奉仕するとやる気が湧いてきます
人に与えると エホバの祝福を感じます
兄弟姉妹も ロックダウン中
私たち夫婦のことを気に掛けて
感情面で支えになってくれています
メールや電話をくれたり
ほかにもいろいろ親切にしてくれるので
元気でいられます
ポジティブな見方を保つ上で
何が助けになっていますか
励みになる牧羊訪問 伝道や
会衆の活動を一生懸命に行うことです
それで 支部のプロジェクトや
王国会館の建設はあまり
行えませんでしたが
エホバとの絆を強め
他の人たちを励ますことができました
そういう努力を続けてきたのです
先ほどお話しした通り
新型コロナウイルスのため
ほとんどの建設プロジェクトは
延期されました
では全く何もしなかった
ということですか
そうではありません
幾つかの支部のプロジェクトは
進めることができました
1つは アルゼンチンの
新しい支部施設です
パンデミックのため プロジェクトは
何度も延期を余儀なくされました
でもエホバは助けてくれました
兄弟たちは業者の手を借りて
プロジェクトを進めることができました
べテル家族は
新型コロナウイルスに対する
厳重な予防策を講じながら
引っ越しを始めました
新しい支部の建物への引っ越しは
あと数週間で終わります
では 他の設計建設チームは
どんな仕事を行っていたのでしょうか
2人の兄弟に聞いてみましょう
国際設計建設部門のトレーニングデスク
は建設やメンテナンスのプロジェクトに
参加する全ての兄弟姉妹の安全に
対する意識を高めることにしました
それで 世界中の監督たちのために
セーフティー・トレーニング・コースが
計画されました
各地で奉仕する7500人ほどの兄弟たちが
ビデオ会議でトレーニングを受けました
ベルギーの兄弟はこう言いました
「安全は エホバに喜ばれるために
欠かせないということが分かりました」
アフリカでは パンデミックを機に
兄弟姉妹の健康を守るため
王国会館の衛生面をさらに改善する
必要があることに気付きました
手を洗う場所を設置することや
手で触れる場所を減らすことなど
衛生に関するさまざまな措置が
講じられました
支部設計建設部門は
将来のプロジェクトも計画しています
また どうしても行わなければならない
王国会館のメンテナンスや
修理もしています
さらに幾つかの支部では状況が許す場合
小人数の建設サーバントで
新しいプロジェクトを
始めることもできました
建設ボランティアの兄弟姉妹全てに
心からの感謝をお伝えします
皆さんは惜しみなく自分を与え続け
さまざまなプロジェクトや
王国会館のメンテナンスのために
一生懸命奉仕しています
今日考えたことから何が分かりましたか
エホバの兵車は止まっていません
私たち全ては 高齢でも若くても
その兵車に付いていきたいと思います
ではこれからも 命に対する敬意を
示して 注意深く行動しましょう
そして 王国の活動を行い続けましょう
私たちはこのパンデミックが
いつ終わるのかは知りませんが
次のことは知っています
エホバは この状況を乗り越えるのに
必要な導きをこれからも与えてくれる
ということです
私たちは皆さんを愛しています
忠実に奉仕する皆さんの努力全てを
エホバが祝福してくださるよう
祈っています
エホバの証人の世界本部から
JW Broadcasting®でした
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