2023 統治体からの話(6)
Video
Other languages
Share text
Share link
Show times
Hide times
00:00:01
こんにちは00:00:03
00:00:03
またご一緒できてうれしく思います00:00:06
00:00:06
今回も最近の様子をお話しします00:00:10
00:00:10
力がもらえるインタビューも見ます00:00:13
00:00:13
うれしいことに
最近ロシアで2人の兄弟が00:00:17
00:00:17
刑期を終えて
刑務所から釈放されました00:00:22
00:00:22
1人目は2023年
7月19日に釈放された00:00:27
00:00:27
69歳のユーリー・
サベリエフ兄弟です00:00:30
00:00:30
兄弟は4年半以上
収監されていました00:00:34
00:00:34
たくさんの仲間に
出迎えられています00:00:38
00:00:38
ユーリー 家族や友人の皆さん
本当に良かったですね00:00:43
00:00:44
2023年7月26日には00:00:47
00:00:47
5年ほど収監されていた00:00:49
00:00:49
セルゲイ・クリモフ兄弟が
釈放されました00:00:52
00:00:52
家族や友人に
温かく出迎えられています00:00:57
00:00:57
うれしいですね00:00:59
00:00:59
イエスは啓示 2:10で
こう言いました00:01:03
00:01:03
「悪魔は あなたたちのうち幾人かを
牢屋に投げ込んでいきます」00:01:09
00:01:09
でもイエスはこうも言っています00:01:11
00:01:11
「恐れてはなりません」00:01:14
00:01:14
2019年の「ものみの塔」には
こう書かれています00:01:18
00:01:18
「エホバへの崇拝を禁じる敵たちは00:01:21
00:01:21
わたしたちをおびえさせ00:01:23
00:01:23
エホバへの奉仕を
やめさせようとします00:01:26
00:01:26
活動を禁止するだけではなく00:01:29
00:01:29
エホバの証人についての
デマを広め00:01:32
00:01:32
家を捜索し 裁判を起こし00:01:35
00:01:35
時には兄弟姉妹を
投獄するかもしれません00:01:39
00:01:39
何人か投獄すれば
仲間たちもおびえて00:01:42
00:01:42
活動をやめるのではないかと
期待しているのです」00:01:46
00:01:46
では 釈放されたロシアの2人の兄弟は
どうだったでしょうか00:01:52
00:01:52
兄弟たちは刑務所の中でも
信仰を捨てることなく00:01:57
00:01:57
勝利を収めました00:02:00
00:02:00
ですからイエスが言った通り00:02:02
00:02:02
私たちは何も恐れる
必要はありません00:02:07
00:02:09
世界各地の兄弟姉妹は00:02:11
00:02:11
「辛抱強い人になりましょう」
地区大会を楽しんでいます00:02:16
00:02:16
子供たちにとっては
物心ついてから初めて出席する00:02:21
00:02:21
じかに集まる大会かもしれません00:02:24
00:02:24
感想を聞いてみましょう00:02:26
00:02:35
地区大会に来れて
すごくうれしいです00:02:38
00:02:38
また兄弟姉妹に会えました00:02:42
00:02:42
大会が大好きです
みんなに会えるからです00:02:47
00:02:47
友達ができたので
一緒に写真を撮りました00:02:53
00:02:53
兄弟姉妹とハグしました00:02:57
00:02:57
大会の時の歌も大好きです00:03:00
00:03:00
きれいな曲がたくさんあります00:03:04
00:03:04
会衆の子と
おそうじしました00:03:07
00:03:07
楽しかったです00:03:10
00:03:11
エホバのことが大好きな家族や
友達でいっぱいです00:03:16
00:03:16
ビデオが見れるので
大会が大好きです00:03:19
00:03:19
兄弟たちみんなとも会えます00:03:22
00:03:22
やっぱり直接集まる方が
いいなと思いました00:03:25
00:03:25
家で見てた時より
集中できます00:03:29
00:03:29
家で見るより
大会に来る方が楽しいです00:03:35
00:03:49
とてもいいコメントですね00:03:51
00:03:51
親の皆さんも頑張っています00:03:55
00:03:55
皆さんはヨセフとマリアのように00:03:58
00:03:58
お子さんを大会に連れていくために
よく努力しています00:04:04
00:04:04
ヨセフとマリアは毎年00:04:07
00:04:07
イエスやほかの子供たちを連れて
エルサレムの祭りに行きました00:04:12
00:04:12
それは家族のためになりました00:04:15
00:04:15
大会に連れていくというのは00:04:18
00:04:18
親が子供にあげられる
素晴らしいプレゼントです00:04:22
00:04:23
皆さんが大会に
出席している様子を見て00:04:26
00:04:26
エホバは胸を
熱くしているはずです00:04:30
00:04:31
9月1日から新しい
奉仕年度が始まります00:04:35
00:04:36
世界中で神の王国について伝える
特別なキャンペーンもあります00:04:41
00:04:41
「ものみの塔」2020年No.200:04:45
00:04:45
「地球を治める 神の王国」を
使うキャンペーンです00:04:49
00:04:49
補助開拓奉仕をする人は00:04:51
00:04:51
要求時間として15時間と
30時間のどちらかを選べます00:04:57
00:04:57
神の王国は全ての問題を
なくしてくれます00:05:02
00:05:02
この大切なメッセージを
伝えられることを楽しみにしています00:05:08
00:05:09
多くの会衆では 間もなく00:05:12
00:05:12
2024年の地区大会の
予定が知らされます00:05:17
00:05:17
ここで皆さんに00:05:19
00:05:19
2024年の地区大会のテーマを
お知らせします00:05:24
00:05:24
「良い知らせを広める」です00:05:28
00:05:28
コリント第一 9:16から取られた
タイトルです こういう聖句です00:05:34
00:05:34
「私が良い知らせを
広めていることは00:05:38
00:05:38
誇る理由にはなりません00:05:40
00:05:40
私に与えられた任務だからです00:05:43
00:05:43
もし良い知らせを広めないなら00:05:46
00:05:46
それは私にとって
悲惨なことです!」00:05:51
00:05:51
世の中で耳にするのは
悪い知らせばかりです00:05:55
00:05:55
だからこそ この大会は
とてもタイムリーです00:05:59
00:05:59
きっと最初の話から
楽しめると思います00:06:03
00:06:03
良い知らせと聞くと
思い出すことがあります00:06:07
00:06:07
2020年12月4日
エリトリアで00:06:11
00:06:11
28人の兄弟姉妹が
刑務所から釈放されました00:06:17
00:06:17
兄弟姉妹はそれぞれ
5年から26年を刑務所で過ごしました00:06:23
00:06:23
どうして刑務所にいたんでしょうか00:06:26
00:06:26
クリスチャンとして
中立を守ったからです00:06:30
00:06:30
ネゲデ・テクレマリヤム兄弟は00:06:32
00:06:32
そうやって中立を守ったので00:06:35
00:06:35
むごい仕打ちを受けました00:06:39
00:06:39
1994年 ネゲデは突然00:06:42
00:06:42
兵士たちの手で
家から連れ去られます00:06:45
00:06:45
まだ21歳の頃です00:06:48
00:06:48
ネゲデはパウロス・イーヤス00:06:52
00:06:52
イーサク・モゴスと一緒に00:06:54
00:06:54
26年間刑務所にいました00:06:58
00:06:58
2020年に釈放された後00:07:01
00:07:01
イーサクは
バプテスマを受けました00:07:04
00:07:04
3人は今も一生懸命
エホバに仕えています00:07:10
00:07:11
心を打つ次のインタビューを
ご覧ください00:07:14
00:07:14
ネゲデが信仰を守って
頑張り抜けたのはどうしてでしょうか00:07:19
00:07:20
1994年9月17日
夜中の1時ごろのことです00:07:25
00:07:25
3人の兵士が
ドアをたたきました00:07:28
00:07:28
何かを言うことも
着替えることも許されませんでした00:07:32
00:07:32
母はこう言いました
「勇気を出して00:07:35
00:07:35
エホバが一緒にいてくれる00:07:37
00:07:37
エホバにしっかり付いていれば
エホバが守ってくれるからね」00:07:41
00:07:41
私が連れ去られるまで
母は何度もそう言っていました00:07:46
00:07:47
サワにはとても大きな
軍事訓練キャンプがあります00:07:51
00:07:51
その一画に刑務所があります00:07:54
00:07:54
でも刑務所とは
とても呼べないようなひどい場所です00:07:59
00:08:01
人道的な扱いは
受けられませんでした00:08:04
00:08:04
部屋は金属製の
波板でできていて00:08:07
00:08:07
日中はとても暑くなります00:08:10
00:08:10
換気も悪かったです00:08:12
00:08:12
ベッドがないので
地面で寝ました00:08:15
00:08:15
出される食事は
とても粗末なものです00:08:18
00:08:18
パン 干したレンズマメ
たまにスープが出ます00:08:22
00:08:22
体を縛られ
看守から虐待を受けました00:08:26
00:08:26
ひどく殴られ
強制労働をさせられました00:08:29
00:08:29
私たちを弱らせて00:08:32
00:08:32
クリスチャンとしての中立を
捨てさせるのが狙いでした00:08:35
00:08:35
サワでの23年の生活の中で00:08:39
00:08:39
一番大変だったのは00:08:41
00:08:41
自由に用を足せない
ということでした00:08:44
00:08:44
毎回許可を取って00:08:46
00:08:46
兵士が見ている前で
用を足さなければいけません00:08:50
00:08:50
本当に惨めでした00:08:53
00:08:53
お風呂もなかったです00:08:55
00:08:55
釈放されることは
全く期待できませんでした00:08:58
00:08:58
裁判を受けることすら
できません00:09:01
00:09:01
看守たちは
私たちが正気を失うか00:09:04
00:09:04
体を壊して死んでいくかの
どちらかだろうと思っていました00:09:08
00:09:08
逮捕された日に読んでいた日々の聖句を
思い出すと 力が湧いてきました00:09:13
00:09:14
ヨハネ 16:33です00:09:17
00:09:17
「あなたたちは
世で苦難に遭いますが00:09:20
00:09:20
勇気を出しなさい!」とあります00:09:23
00:09:24
刑務所にいてもいなくても00:09:27
00:09:27
私たちみんなにとって
心を奮い立たせてくれる聖句です00:09:32
00:09:33
ある日兵士に荒れ地に連れていかれて
穴を掘るように命じられました00:09:38
00:09:38
兵士はこう言って
選択を迫りました00:09:41
00:09:41
「いろいろやったけど
おまえは全然変わらないな00:09:45
00:09:45
政府はおまえを
処刑することにした00:09:48
00:09:48
ほかの兵士と同じように
軍服を着るんだ!00:09:51
00:09:51
神の王国だとか
天の王国だとか言い続けるなら00:09:56
00:09:56
おまえにはこの穴に
入ってもらうことになる」00:09:59
00:09:59
私は穴に入れられました00:10:01
00:10:01
深い穴で 首から上だけが
外に出ていました00:10:04
00:10:05
強い日差しが
照り付けていた上に00:10:07
00:10:07
その熱で熱くなった砂に
埋められていたので00:10:10
00:10:10
汗が噴き出してきました00:10:12
00:10:12
徐々に意識が
遠くなっていきました00:10:16
00:10:16
軍の兵士が乗っている車が
遠くを走っていました00:10:19
00:10:19
そして首から下が地面に
埋まっている私の姿を見ます00:10:24
00:10:24
その兵士は通り掛かっただけで
軍事キャンプの人ではありません00:10:28
00:10:28
でも軍の中で
高い立場にいる人です00:10:32
00:10:32
私はその人のことを知りませんし00:10:35
00:10:35
その人も私を知りません00:10:38
00:10:38
その兵士はこう言いました
「どういうことなんだ00:10:41
00:10:41
なんで人が埋まっているんだ00:10:43
00:10:43
誰の命令で
こんなことしてる!」00:10:46
00:10:46
こういう経験から
私たちが学んだことがあります00:10:50
00:10:50
刑務所に入れられると 自分は
独りぼっちだと思うかもしれません00:10:54
00:10:54
でも エホバから離れなければ
エホバが守ってくれます00:10:58
00:10:58
それは確かです00:11:00
00:11:00
ローマ 8:35-39に書かれている
通りのことを経験しました00:11:06
00:11:06
エホバは助けてくれます00:11:08
00:11:08
エホバの愛から引き離せるものは
何もないんです00:11:13
00:11:25
刑務所で働いていた
1人の看守の男性と00:11:29
00:11:29
秘書として働いていた女性が00:11:31
00:11:31
こんなことを
話していたそうです00:11:34
00:11:34
「政府はエホバの証人を
殺そうとしている00:11:37
00:11:37
様子を記録して
外部に見せるのはどうだろう00:11:40
00:11:40
せめてあの人たちの家族には00:11:43
00:11:43
どんなことが起きているかを
知らせてあげたい」00:11:46
00:11:46
それで私たちの写真を撮って00:11:49
00:11:49
家族や外部の人に
見せることにしました00:11:52
00:11:52
この写真を見ると
パウロスの手は泥まみれですよね00:11:56
00:11:56
この時私たちは外で働いていて
岩を動かしていました00:12:02
00:12:02
親や家族に元気のない様子を
見せたくはありませんでした00:12:06
00:12:06
むしろキリストのために
迫害されているのを00:12:10
00:12:10
喜んでいるところを
見てほしいと思いました00:12:12
00:12:12
それで笑顔で
写真に写りました00:12:16
00:12:20
刑務所にいる間ずっと00:12:22
00:12:22
祈ることが
心の支えになったと思います00:12:25
00:12:26
特に最初の数年はそうです00:12:28
00:12:28
聖書も本も
手に入りませんでした00:12:31
00:12:31
でも 祈ることだけはできました00:12:35
00:12:35
初めのうちは「エホバ 刑務所から
出してください」と祈っていました00:12:41
00:12:41
でも 時間がたつにつれて00:12:44
00:12:44
祈りの内容は変わりました00:12:46
00:12:47
「忍耐できるよう助けてください00:12:49
00:12:49
持ちこたえる強さを下さい」と
祈るようになりました00:12:53
00:13:12
あのタイミングで釈放されるというのは
本当に予想外でした00:13:17
00:13:17
エホバは自分に仕える人を
難しい事態から必ず助け出してくれます00:13:22
00:13:22
エホバが決めた時が
一番いい時なんです00:13:26
00:13:26
26年の間に 大切なことを
たくさん学びました00:13:30
00:13:30
エホバは私たちの声を
聞いてくれます00:13:33
00:13:33
たとえエホバの名のために
苦しむとしても00:13:36
00:13:36
それよりもはるかに
大きな報いがあります00:13:39
00:13:39
私たちは明日のことは
分かりません00:13:42
00:13:42
迫害されたり 刑務所に
入れられたりすることもあり得ます00:13:47
00:13:47
準備しておくことはできますが00:13:49
00:13:49
怖がっても
いいことはありません00:13:51
00:13:52
エホバは逆境に
立ち向かう力をくれます00:13:55
00:13:55
大事なのは
エホバに頼ることです00:13:58
00:13:58
予想できることもできないことも
ありますが いつもこう言えます00:14:03
00:14:03
エホバが逆境に
立ち向かう力をくれます00:14:07
00:14:07
手紙や物を送って
助けてくれる人が大勢いました00:14:11
00:14:11
それに 兄弟姉妹が
祈ってくれていたおかげで00:14:14
00:14:14
信仰を守ることができました00:14:17
00:14:17
私たちの名前を言えないぐらい
小さい子供も 祈って支えてくれました00:14:23
00:14:23
今も刑務所にいる
仲間のために00:14:25
00:14:25
ぜひ祈り続けてください00:14:29
00:14:46
ネゲデ 経験したことを話してくれて
どうもありがとう00:14:52
00:14:52
刑務所で
むごく扱われていた兄弟を00:14:55
00:14:55
エホバがどんなふうに支えたかを
聞いて感動しました00:15:00
00:15:00
エホバを揺るぎなく愛し00:15:02
00:15:02
立派に闘ったあなたを
私たちは深く愛しています00:15:08
00:15:08
ネゲデやほかの兄弟たちが
刑務所にいた26年の間00:15:14
00:15:14
私も世界中の兄弟姉妹も00:15:17
00:15:17
エホバに何度も祈っていました00:15:20
00:15:20
刑務所にいる皆さんを
支えてくれるようにです00:15:23
00:15:23
そして今も 信仰のために
収監されている00:15:27
00:15:27
32人のエリトリアの
兄弟姉妹のために00:15:31
00:15:31
祈り続けています00:15:33
00:15:34
ネゲデのインタビューから00:15:36
00:15:36
どんな大切なことが
学べるでしょうか00:15:40
00:15:40
3つあります00:15:42
00:15:42
1つ目に 毎日
日々の聖句を読むこと00:15:47
00:15:47
2つ目に
エホバに祈って頼ること00:15:53
00:15:53
3つ目に 迫害に遭っても
喜べるということです00:16:00
00:16:00
うれしいことに ネゲデの
インタビューのフルバージョンの動画が00:16:05
00:16:05
いずれjw.orgに
アップされる予定です00:16:11
00:16:12
ネゲデのインタビューを聞いて
迫害されたり00:16:15
00:16:15
刑務所にいたりする仲間のことにも
思いをはせることができました00:16:20
00:16:20
そういう兄弟姉妹の
力になりたいです00:16:24
00:16:24
エリトリア ロシア00:16:26
00:16:26
世界のそのほかの場所で
迫害に耐えている兄弟姉妹00:16:32
00:16:32
皆さんのために
祈り続けています00:16:35
00:16:35
皆さんのことを
心から愛しています00:16:39
00:16:39
エホバの証人の世界本部から00:16:43
00:16:43
JW Broadcasting®でした00:16:47
2023 統治体からの話(6)
-
2023 統治体からの話(6)
こんにちは
またご一緒できてうれしく思います
今回も最近の様子をお話しします
力がもらえるインタビューも見ます
うれしいことに
最近ロシアで2人の兄弟が
刑期を終えて
刑務所から釈放されました
1人目は2023年
7月19日に釈放された
69歳のユーリー・
サベリエフ兄弟です
兄弟は4年半以上
収監されていました
たくさんの仲間に
出迎えられています
ユーリー 家族や友人の皆さん
本当に良かったですね
2023年7月26日には
5年ほど収監されていた
セルゲイ・クリモフ兄弟が
釈放されました
家族や友人に
温かく出迎えられています
うれしいですね
イエスは啓示 2:10で
こう言いました
「悪魔は あなたたちのうち幾人かを
牢屋に投げ込んでいきます」
でもイエスはこうも言っています
「恐れてはなりません」
2019年の「ものみの塔」には
こう書かれています
「エホバへの崇拝を禁じる敵たちは
わたしたちをおびえさせ
エホバへの奉仕を
やめさせようとします
活動を禁止するだけではなく
エホバの証人についての
デマを広め
家を捜索し 裁判を起こし
時には兄弟姉妹を
投獄するかもしれません
何人か投獄すれば
仲間たちもおびえて
活動をやめるのではないかと
期待しているのです」
では 釈放されたロシアの2人の兄弟は
どうだったでしょうか
兄弟たちは刑務所の中でも
信仰を捨てることなく
勝利を収めました
ですからイエスが言った通り
私たちは何も恐れる
必要はありません
世界各地の兄弟姉妹は
「辛抱強い人になりましょう」
地区大会を楽しんでいます
子供たちにとっては
物心ついてから初めて出席する
じかに集まる大会かもしれません
感想を聞いてみましょう
地区大会に来れて
すごくうれしいです
また兄弟姉妹に会えました
大会が大好きです
みんなに会えるからです
友達ができたので
一緒に写真を撮りました
兄弟姉妹とハグしました
大会の時の歌も大好きです
きれいな曲がたくさんあります
会衆の子と
おそうじしました
楽しかったです
エホバのことが大好きな家族や
友達でいっぱいです
ビデオが見れるので
大会が大好きです
兄弟たちみんなとも会えます
やっぱり直接集まる方が
いいなと思いました
家で見てた時より
集中できます
家で見るより
大会に来る方が楽しいです
とてもいいコメントですね
親の皆さんも頑張っています
皆さんはヨセフとマリアのように
お子さんを大会に連れていくために
よく努力しています
ヨセフとマリアは毎年
イエスやほかの子供たちを連れて
エルサレムの祭りに行きました
それは家族のためになりました
大会に連れていくというのは
親が子供にあげられる
素晴らしいプレゼントです
皆さんが大会に
出席している様子を見て
エホバは胸を
熱くしているはずです
9月1日から新しい
奉仕年度が始まります
世界中で神の王国について伝える
特別なキャンペーンもあります
「ものみの塔」2020年No.2
「地球を治める 神の王国」を
使うキャンペーンです
補助開拓奉仕をする人は
要求時間として15時間と
30時間のどちらかを選べます
神の王国は全ての問題を
なくしてくれます
この大切なメッセージを
伝えられることを楽しみにしています
多くの会衆では 間もなく
2024年の地区大会の
予定が知らされます
ここで皆さんに
2024年の地区大会のテーマを
お知らせします
「良い知らせを広める」です
コリント第一 9:16から取られた
タイトルです こういう聖句です
「私が良い知らせを
広めていることは
誇る理由にはなりません
私に与えられた任務だからです
もし良い知らせを広めないなら
それは私にとって
悲惨なことです!」
世の中で耳にするのは
悪い知らせばかりです
だからこそ この大会は
とてもタイムリーです
きっと最初の話から
楽しめると思います
良い知らせと聞くと
思い出すことがあります
2020年12月4日
エリトリアで
28人の兄弟姉妹が
刑務所から釈放されました
兄弟姉妹はそれぞれ
5年から26年を刑務所で過ごしました
どうして刑務所にいたんでしょうか
クリスチャンとして
中立を守ったからです
ネゲデ・テクレマリヤム兄弟は
そうやって中立を守ったので
むごい仕打ちを受けました
1994年 ネゲデは突然
兵士たちの手で
家から連れ去られます
まだ21歳の頃です
ネゲデはパウロス・イーヤス
イーサク・モゴスと一緒に
26年間刑務所にいました
2020年に釈放された後
イーサクは
バプテスマを受けました
3人は今も一生懸命
エホバに仕えています
心を打つ次のインタビューを
ご覧ください
ネゲデが信仰を守って
頑張り抜けたのはどうしてでしょうか
1994年9月17日
夜中の1時ごろのことです
3人の兵士が
ドアをたたきました
何かを言うことも
着替えることも許されませんでした
母はこう言いました
「勇気を出して
エホバが一緒にいてくれる
エホバにしっかり付いていれば
エホバが守ってくれるからね」
私が連れ去られるまで
母は何度もそう言っていました
サワにはとても大きな
軍事訓練キャンプがあります
その一画に刑務所があります
でも刑務所とは
とても呼べないようなひどい場所です
人道的な扱いは
受けられませんでした
部屋は金属製の
波板でできていて
日中はとても暑くなります
換気も悪かったです
ベッドがないので
地面で寝ました
出される食事は
とても粗末なものです
パン 干したレンズマメ
たまにスープが出ます
体を縛られ
看守から虐待を受けました
ひどく殴られ
強制労働をさせられました
私たちを弱らせて
クリスチャンとしての中立を
捨てさせるのが狙いでした
サワでの23年の生活の中で
一番大変だったのは
自由に用を足せない
ということでした
毎回許可を取って
兵士が見ている前で
用を足さなければいけません
本当に惨めでした
お風呂もなかったです
釈放されることは
全く期待できませんでした
裁判を受けることすら
できません
看守たちは
私たちが正気を失うか
体を壊して死んでいくかの
どちらかだろうと思っていました
逮捕された日に読んでいた日々の聖句を
思い出すと 力が湧いてきました
ヨハネ 16:33です
「あなたたちは
世で苦難に遭いますが
勇気を出しなさい!」とあります
刑務所にいてもいなくても
私たちみんなにとって
心を奮い立たせてくれる聖句です
ある日兵士に荒れ地に連れていかれて
穴を掘るように命じられました
兵士はこう言って
選択を迫りました
「いろいろやったけど
おまえは全然変わらないな
政府はおまえを
処刑することにした
ほかの兵士と同じように
軍服を着るんだ!
神の王国だとか
天の王国だとか言い続けるなら
おまえにはこの穴に
入ってもらうことになる」
私は穴に入れられました
深い穴で 首から上だけが
外に出ていました
強い日差しが
照り付けていた上に
その熱で熱くなった砂に
埋められていたので
汗が噴き出してきました
徐々に意識が
遠くなっていきました
軍の兵士が乗っている車が
遠くを走っていました
そして首から下が地面に
埋まっている私の姿を見ます
その兵士は通り掛かっただけで
軍事キャンプの人ではありません
でも軍の中で
高い立場にいる人です
私はその人のことを知りませんし
その人も私を知りません
その兵士はこう言いました
「どういうことなんだ
なんで人が埋まっているんだ
誰の命令で
こんなことしてる!」
こういう経験から
私たちが学んだことがあります
刑務所に入れられると 自分は
独りぼっちだと思うかもしれません
でも エホバから離れなければ
エホバが守ってくれます
それは確かです
ローマ 8:35-39に書かれている
通りのことを経験しました
エホバは助けてくれます
エホバの愛から引き離せるものは
何もないんです
刑務所で働いていた
1人の看守の男性と
秘書として働いていた女性が
こんなことを
話していたそうです
「政府はエホバの証人を
殺そうとしている
様子を記録して
外部に見せるのはどうだろう
せめてあの人たちの家族には
どんなことが起きているかを
知らせてあげたい」
それで私たちの写真を撮って
家族や外部の人に
見せることにしました
この写真を見ると
パウロスの手は泥まみれですよね
この時私たちは外で働いていて
岩を動かしていました
親や家族に元気のない様子を
見せたくはありませんでした
むしろキリストのために
迫害されているのを
喜んでいるところを
見てほしいと思いました
それで笑顔で
写真に写りました
刑務所にいる間ずっと
祈ることが
心の支えになったと思います
特に最初の数年はそうです
聖書も本も
手に入りませんでした
でも 祈ることだけはできました
初めのうちは「エホバ 刑務所から
出してください」と祈っていました
でも 時間がたつにつれて
祈りの内容は変わりました
「忍耐できるよう助けてください
持ちこたえる強さを下さい」と
祈るようになりました
あのタイミングで釈放されるというのは
本当に予想外でした
エホバは自分に仕える人を
難しい事態から必ず助け出してくれます
エホバが決めた時が
一番いい時なんです
26年の間に 大切なことを
たくさん学びました
エホバは私たちの声を
聞いてくれます
たとえエホバの名のために
苦しむとしても
それよりもはるかに
大きな報いがあります
私たちは明日のことは
分かりません
迫害されたり 刑務所に
入れられたりすることもあり得ます
準備しておくことはできますが
怖がっても
いいことはありません
エホバは逆境に
立ち向かう力をくれます
大事なのは
エホバに頼ることです
予想できることもできないことも
ありますが いつもこう言えます
エホバが逆境に
立ち向かう力をくれます
手紙や物を送って
助けてくれる人が大勢いました
それに 兄弟姉妹が
祈ってくれていたおかげで
信仰を守ることができました
私たちの名前を言えないぐらい
小さい子供も 祈って支えてくれました
今も刑務所にいる
仲間のために
ぜひ祈り続けてください
ネゲデ 経験したことを話してくれて
どうもありがとう
刑務所で
むごく扱われていた兄弟を
エホバがどんなふうに支えたかを
聞いて感動しました
エホバを揺るぎなく愛し
立派に闘ったあなたを
私たちは深く愛しています
ネゲデやほかの兄弟たちが
刑務所にいた26年の間
私も世界中の兄弟姉妹も
エホバに何度も祈っていました
刑務所にいる皆さんを
支えてくれるようにです
そして今も 信仰のために
収監されている
32人のエリトリアの
兄弟姉妹のために
祈り続けています
ネゲデのインタビューから
どんな大切なことが
学べるでしょうか
3つあります
1つ目に 毎日
日々の聖句を読むこと
2つ目に
エホバに祈って頼ること
3つ目に 迫害に遭っても
喜べるということです
うれしいことに ネゲデの
インタビューのフルバージョンの動画が
いずれjw.orgに
アップされる予定です
ネゲデのインタビューを聞いて
迫害されたり
刑務所にいたりする仲間のことにも
思いをはせることができました
そういう兄弟姉妹の
力になりたいです
エリトリア ロシア
世界のそのほかの場所で
迫害に耐えている兄弟姉妹
皆さんのために
祈り続けています
皆さんのことを
心から愛しています
エホバの証人の世界本部から
JW Broadcasting®でした
-