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哀歌の紹介

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「哀歌」の紹介
預言者エレミヤは
エルサレムがバビロンによって包囲され
滅ぼされるのを目撃した直後に
「哀歌」を作りました
紀元前607年のことです
エレミヤはエルサレムに大惨事が
降りかかったことを心から嘆いています
哀歌は5つの章
または詩で構成されています
第1章は エルサレムを
女王として描いています
エルサレムは敵に荒廃させられ
見捨てられたやもめ
また奴隷となりました
たくさんの罪を犯したためです
第2章は エルサレムに
滅びをもたらしたのが
エホバご自身であることを
明らかにしています
崩れた城壁のそばを通る人たちは
その徹底的な荒廃に目を見張ります
第3章は この荒廃した国を
苦悩する男性に例えています
この人は 自分が哀れで家もないことを
思い起こしてほしいと
エホバに懇願します
一方 エレミヤは辛抱強く待ち
エホバが揺るぎない愛と憐れみを示して
必ず回復させてくださる
という希望を言い表します
第4章は エホバの神殿に
注意を向けます
以前は真の崇拝の中心でしたが
今では荒廃してしまいました
エレミヤは 略奪
飢きん 殺人といった
恐ろしい状態について語っています
そうした状態は エルサレムの
最後の包囲の際に存在しました
ご存じでしたか
1章から4章まではアクロスティック
形式の詩になっています
各章で 1節あるいは
数節ごとの最初の文字が
ヘブライ語のアルファベット順に
なっています
第5章は エルサレムから連れ去られ
家と自由を失った人たちの
視点で書かれています
エレミヤはその人たちを 謙遜な態度で
エホバに憐れみと救いを求める
父のいない孤児に例えています
哀歌の5つの詩を読みながら
反逆するなら神から裁かれること
悔い改めるなら
神の憐れみを受けられること
神の王国の統治下では
悲しみが喜びに変わることに
注目してください