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マルコの紹介

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「マルコによる福音書」の紹介
マルコは若い時にイエスの弟子になり
母親とエルサレムに
住んでいたと思われます
マルコの家は初期クリスチャン会衆の
集会場所として使われていたようです
マルコがイエスと接する機会は
限られていたようですが
使徒のペテロやパウロ
そしていとこのバルナバとの
交友を楽しみました
マルコは パウロとバルナバの宣教者
奉仕を手伝う機会に恵まれました
また 遠くバビロンやローマまで
出掛けていって奉仕しました
マルコは恐らく
西暦60年から65年ごろ
ローマにいた時に イエスの生涯の
出来事を書きました
それは3番目の福音書となり
初期クリスチャン会衆に回覧されました
この福音書の内容のほとんどは
他の福音書にも含まれていますが
この書にしかない詳しい情報もあります
例えば この書はユダヤ人ではない人
特にローマ人を念頭に置いて
書かれたようです
マルコは それらの人々には
なじみがないと思える表現や習慣に
説明を加えています
マルコが記録したほぼ全ての情報は
目撃証人だったペテロから
聞いたものと思われます
イエスの感情や活動に関する
ペテロの目撃証言を
マルコは生き生きと表現
しているといえるでしょう
この書は16章から成っており
一番短い福音書です
西暦29年から33年までを
扱っています
1章から10章の内容は
バプテストのヨハネの宣教と
ヨルダン川でのイエスの
バプテスマから始まり
興奮を誘う3年半のイエスの
宣教がそれに続きます
これらの章には イエスが
使徒たちを選んだこと
数々の奇跡を行ったこと
人々を優しく気遣い世話したことが
記されています
11章から15章は
イエスが捕らえられて処刑されるまでの
最後の週の出来事をまとめています
ご存じでしたか
イエスが捕らえられた夜に
服を残して逃げていった若者は
マルコだったと考えられています
最後に 16章は
イエスの復活を最初に知ったのが
忠実な3人の女性だったことを
明らかにしています
「マルコによる福音書」を読んで
イエスが病気や死 また自然界を
制する力を示したこと
人々を優しく気遣い世話したこと
天の父の望むことを熱心に
行ったことに注目してください
これらは神の王国の王としての
統治の予告編なのです